■ 2005年11月
に観た映画とvideo, dvd。
まゆきょ的オススメ は
ジョゼと虎と魚たち

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11月は8作品観たのかぁ。邦画3つに韓国モノ3つ、米(加)2つ。映画まですっかりアジア系だ; 『nowhere 〜情け容赦なし』以外は平均点以上だったし、ハズレは少なかったネ。
そんな中で『ジョゼ』をオススメに選んだのは、素直に感動したのと、作品全体の雰囲気が好きだったから。あと、細かいところは別として、現実味のある恋愛映画だと感じたところも、だなぁー。特に妻夫木が演じた恒夫がやさしいだけじゃなくて、ダメなところをいっぱいみせていたのが、リアリティを生み出してた。観終わった後、あんなに切ない気分になったのに、またしばらくしたら観たくなる、そんな作品。
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ジョゼと虎と魚たち
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(11/03wed dvd“jozee tora sakana”2004邦)
妻夫木聡, 池脇千鶴, 上野樹里, 新井浩文 他出演。犬童一心 監督。
"ある日、大学生の恒夫は乳母車に乗った脚の不自由な少女ジョゼと出会う。以来、恒夫はジョゼの不思議な魅力に惹かれていく…。田辺聖子の同名小説を犬童一心が映画化。"
注:ネタバレ有…。
わかるけど、切ない。ラストシーンのジョゼ(池脇)の凛とした表情がよけいに切なさを感じた。
粗野な関西弁を淡々とした口調でしゃべる池脇千鶴の演技は見事だったわ。やさしいけど、結局はズルイ男(≒イマドキの学生)、なのに憎めない恒夫を妻夫木も自然に演じていたと思う。何より脚本が良いから、主演ふたりもステキだったのだろう。
監督、妻夫木、池脇の三人によるコメンタリーも面白かった!お得だよねっ。コメンタリーでも賛否両論と言ってた、ジョゼに近づいていくcgの魚… アレはあたしはいらないと思ったなぁ〜
エンドロールに流れる“くるり”の曲もググっときた。
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大停電の夜に
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(11/09tue 試写会“until the light come back”2005邦)
豊川悦司, 田口トモロヲ, 原田知世, 吉川晃司, 寺島しのぶ, 井川遥, 阿部力, 本郷奏多, 香椎由宇, 田畑智子, 淡島千景, 宇津井健 他出演。源 孝志 監督。
"本当の想いを伝えたい。光が消えた夜だから、かつてない奇蹟のクリスマスイヴだから"
ラブ・アクチュアリー』の日本版?みたいな群像モノだったけど、『ラブ〜』のほうが数段おもしろかったので、比べちゃダメだね。
あたしは豊川悦司ファンなので、相変わらずカッコイイなぁー、ニターッて口を大きく伸ばして笑う姿がイイなぁー とか、そんなコトばかり思いながら観ちゃいました。贔屓目だけじゃなく豊川悦司扮するジャズバーのオーナーと、向かいのキャンドルショップの店主のぞみ(田畑智子)のシーンが一番コミカルで楽しかったし。
他のシーンでは、停電の夜という設定ってのもあって、テレビの音などがないせいか、妙に静けさがただよっていて、セリフだけの場面が続くとちょっと間延びした感があった。
まぁ、お気に入りの俳優さんが出てるなら、映画館で観てもイイけど、そうじゃなかったら、レンタルで充分かな・・・
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メゾン・ド・ヒミコ
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(11/11fri 新宿武蔵館“la maison de himiko”2005邦)
オダギリジョー, 柴咲コウ, 田中 泯, 西島秀俊, 青山吉良, 歌澤寅右衛門, 村上大樹 他出演。犬童一心 監督。
"私を迎えにきたのは、若くて美しい男。彼は、父の恋人だった。
愛しあえるはずのない男と女。理解しあえるはずのない父と娘……そんな彼らの心情を通して、生と死、愛と絆、欲望と希望を鮮やかに綴っていく。"
『ジョゼと虎と魚たち』が良かったので、映画館まで観にいったんだけど、『ジョゼ〜』よりさらに淡々としていたし、ゲイの老人ホームが舞台のせいか、オジジの女装は画(ゑ)的に美しくないのもあって(笑;、微妙に感情移入しにくいところがあった。正直、期待したほどではなかったかな。作風とかは好きなんだけど。まぁ、ゲイを扱ってるとはいえ、孤独とか老後とか死との直面とかは誰でも抱えてる問題なんで、一人で暮らしてる父のことや、年老いたときの自分はどうなっているんだろう…とかちょっと考えちゃったわ。
『ジョゼ〜』同様、主演のふたりはよかった。オダギリはフリルのブラウスも着こなしちゃうのねぇー。周りがオジジばかりのせいか、彼の美しさは余計際立ってたよ。白のシャツにオフホワイト?(うっすいベージュ?)のパンツ姿とか、お尻がちっちゃくて、後ろ姿もステキだったなぁー。柴咲コウはあいかわらず眼力が強いッスね。白目が大きくて睨む表情に力があるから、あの役にはピッタリだった(笑。
これまた『ジョゼ〜』同様、食べるシーンが多い。監督の趣味か(笑?
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ニュースの天才
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(11/13sun dvd“shattered glass”2003米加)
へイデン・クリステンセン, クロエ・セヴィニー, ピーター・サースガード他出演
。トム・クルーズ製作総指揮。ビリー・レイ監督。
"これは本当にあったニュース、である。
ニュー・リパブリック誌(the new republic)の当時25歳の記者スティーブン・グラス
がいくつもの記事を捏造していたという実話を基にした。"
実話なので、スティーブン・グラス(ヘイデン)が嘘をついてるのは、最初からわかっ
ちゃってるから、そういう意味でのドキドキ感はなかったけど、いつバレるんだろう?この人はどこまで嘘を突き通せるんだろう??っていうハラハラ感があって、最後まで飽きずに観れた。
まぁ、あたしがヘイデンくん贔屓だからってのもあるけど、ダメ人間を見事に演じてた。前半の堂々とした人気記者っぽい振る舞いから、嘘がバレるにしたがって、どんどん情けないヤツになっていく姿が憐れで。もちろん自業自得でスティーブンに対しては同情の余地はないけどネ; 特典映像として、スティーブン本人が出演したドキュメント番組(インタビュー形式)があったけど、かっこよくもなかったし、賢そうでもなかったし、ちょっと生気のない凡人に見えた・・・
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永遠の片想い
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(11/13sun ocv“lovers concerto”2003韓)
チャ・テヒョン, イ・ウンジュ, ソン・イェジン, チョ・スンウ, ムン・グニョン他
出演。イ・ハン監督。
"ある日、差出人のない手紙を受け取ったジファン(チャ・テヒョン)。彼は5年前に青
春を共に過ごした2人の女性スインとギョンヒを思い出す。"
注:ちょいネタバレ有。
女ふたりに男ひとり、とくれば三角関係になるのは目に見えてるし、女性ふたりが秘密を抱えていることもすぐにわかってしまう演出なんだけど、純愛を描かせたらお得意の韓国!ってとこでしょうか。ググッときちゃうから、不思議。
小道具としては、時計や写真、手紙なんかのアイテムが出てくるんだけど、特に“ほくろ”のシーンにホロリとした。イ・ウンジュの演じる女性の口元にあるほくろ。ジファン(チャ・テヒョン)の耳たぶのほくろ。
ソン・イェジンはこういう清楚な役がほんと似合うし、チャ・テヒョンも優しいけど優柔不断なヤツがピッタリ。そして、イ・ウンジュは、現実の彼女のこととオーバーラップし、すごくやるせない気持ちになった。イイ女優さんだったのに…
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トンケの蒼い空
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(11/18fri k's cinema“mutt dog”2003韓)
チョン・ウソン, キム・ガプス, オム・ジウォン, キム・テウク, ヤン・ジュンギョン, イ・サンフン, ソン・サンギョン他出演。クァク・キョンテク監督。
"ろくでなしだけど、ヒーローになれる
地方都市で暮らすサエない男チョルミンの愛称は“トンケ=野良犬”。高校を中退した彼は、ぶらぶらしながら刑事の父と暮らしていたが……。"
「面白くないかも… それでもいいか、だってチョン・ウソン主演で『チング』の監督だから映画館で観なきゃ!」っていう気持ちで行ってきた。ぜぇーんぜん期待してなかったのが功を奏したね。『チング』のような深みは全くないけど、サラリとした青春映画としてはアリでしょ。父と子の愛情、仲間を思う気持ち、正義感、そして殴り合い。青春映画の抑えどころは一応ついてる。恋愛の部分は薄くて、ちょっと男くさいので、そういうのが苦手な方にはダメだろうけども。
えっと、アホヅラ&鼻タレのチョン・ウソンは『〜消しゴム』や『musa−武士−』のようなカッコ良さはないけど、それでも身体はス・テ・キだった(あたしってば; パンツイッチョでのケンカシーンではウソンの腕ばっか見ちゃったわ。
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イン・ハー・シューズ
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(11/19sat 新宿スカラ“in her shoes”2005米)
キャメロン・ディアス, トニ・コレット, シャーリー・マクレーン, マーク・フォイアスタイン他出演。カーティス・ハンソン監督。
"片っ端から靴の試し履きをするくせに自分にピッタリの一足がみつけられない妹マ
ギー。一度も履いていない高価な靴をクローゼットにしまいこんでいる姉ローズ。「自分にぴったりの靴=幸せ」をみつけようと懸命に歩く女性たちを熱く讃えるヒューマンムービー"
前半は、キャメロンの演じた妹マギーが仕事は続かない、家は追い出される、男にダラしない・・・あまりにイイとこ無しなので、ぜんぜん共感できず、冷めた目で観ちゃってたんだけど、おばあちゃんに会いに行ったところから、俄然面白くなった。
祖母役のシャーリー・マクレーン他、施設のおばあちゃん達もラブリーだったし。姉妹の愛情を感じる場面でもググっときたけど、個人的には施設にいる教授とマギー(キャメロン)のやりとりが一番ホロリとした(泣きまでしなかったけども)。
そうそう、ワンちゃん達も可愛かったよ!
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nowhere 〜情け容赦なし
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(11/20sun dvd“nowhere”1999韓)
パク・チュンフン, アン・ソンギ, チャン・ドンゴン, チェ・ジウ他出演。イ・ミョンセ監督。
"真実を追い求める刑事ウーと殺し屋サンミンとの壮絶な対決を描いた、新感覚なアクション・クライム・ムービー。"
あたしにとっては、かなり微妙だった; ドンゴンシィが出てるし、
「韓国で『シュリ』に次ぐ観客動員数を記録、スローやアニメーションなどを織り交ぜた斬新な映像で展開するアクション。」などという謳い文句を見て、
安かったのもあり思わずdvdを買ってしまったんだが、レンタルで充分だったわ。
斬新な映像って、あたしにはそれが失笑ってかんじ。作り手がやりたいこと全部やってみたんだろうなぁー。元ネタはあたしにはわからなかったけど、モノクロ&ストップモーション多様したり、アニメが出てきたり、多分日本映画の影響もかなり受けていそう。てか、映像よりストーリが陳腐で;
まぁ、若いドンゴンシィが竹刀を振り回す(刑事なのに?)姿がカッコよかったし、
アン・ソンギやパク・チュンフンと仕事ができたってのは、このころのドンゴンシィにかなりプラスになったようなので、そのことを踏まえて評価は■2にした(笑;
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